イラン、ザクロス山脈を遊牧しているカシュガイ族が手織りする、
草木染の羊毛を使った毛足の長い生活に根付いたカーペットです。
厚みは15mmぐらいから25mmを越えるものもあり、ずっしりと重いのも特徴の一つです。
染色作業は、「この色が無ければこのデザインもない」と言われる程、極めて重要です。
染色の技法は、責任者が所有し、厳重に保管され、世代から世代へと受け継ぐ
門外不出の家宝の様なものなのです。
色に色を、調合に調合を重ね、幅広い色彩を生んで来ました。
使われる天然染料の材料は、植物の根・花・葉・果実・樹皮、鉱物、動物等です。
人工染料に比べ天然染料は、均一に着色するのに優れ、変色しません。
昼夜の寒暖差の激しい気候から生み出されたギャッベは、冬は暖かく夏はさらっとしているので
一年を通じてお使いいただけます。
文様に特徴があり、人や動物などのワンポイントが織り込まれているデザインが多く、
左右対称でなかったり模様がずれていたり、ざっくりとした編みでその素朴感に味があります。
他国製の安価なものも出回っていますが、本物のギャッベはウールの質が違います。
ペルシャバリアントと呼ばれる羊毛はとても柔らかく、品質耐久性が優れています。
サイズ:約60*90㎝ (手作りの為多少誤差があります)
素材:ウール100%
カラー:草木染
産地:イラン(ペルシャ) カシュガイ族